6か月の育児休暇より復帰しました!

2021年5月25日

・金井 宏樹
・サポート事業部 課長
・育児休暇取得期間 2020年11月21日~2021年5月20日(6か月間)
昨年2020年10月に育児休暇を取得し、2021年5月21日より復帰いたしました。

新型コロナウィルス感染が危惧される中での出産・育児でしたが、おかげさまで家族全員感染することなく、母子ともに健康で元気な女の子が産まれました。

弊社では男性の育児休暇は初でした。しかも6か月間という長期ですから、認めていただけないのではとドキドキしていましたが、金子会長/中川社長両名共に快く了承いただき、地方の中小企業では珍しい6か月間もの長期の間育休をいただくことができました。
※最長1年も打診いただきましたが、私の都合で6か月にしました

休暇中はとにかくやれること全てやりました。

・2~3時間に起きてはおむつを替えて、ミルクをつくって、授乳して・・・
・首が座るまでは抱っこ紐も使えなかったので汗をかきながら大号泣の娘をあやして・・・
・よだれやはき戻しで服が汚れればお着換えさせて・・・
・予防接種に行ったり、親戚に顔見せしたり・・・
気づけばあっという間の6か月でした。
とても豊かで贅沢な時間を過ごさせていただきました。

そもそも、なぜ長期間休暇を取得したかったのかというと

・育児がワンオペにならないように、最初から携わりたい
・男性は産むことができないから、妻よりも率先して育児すべき
・育児をして初めて「親」になれる
・1秒1秒成長していく我が子を見ていたい
・娘が大きくなった時、小さい時○○だったんだよ~と言いたい
私は今30代ですが、私の父は団塊の世代で、御託に漏れず「企業戦士」で「男性の育休なんてあり得ない」時代でした。私の幼少期を語るのはいつも母で、父はバツが悪そうな顔をしていました。そんな両親の姿を見ていたのも、大きな理由の1つかもしれません。

大手では男性の育児休暇が取得しやすくなってきていますが、それはやはり大手だからこそできることだと思います。
大手ならば、1/1000人=0.1%が抜けるだけですが、弊社のように10名前後の小規模な会社では、1/10人=10%と従業員1人のウェイトが高く、なかなか取得できないのが現状です。加えて、課長という中間職のポジションであればなおさらです。

まだまだ地方の中小企業では、当社のように男性の育児休暇について理解のある企業様は少ないと思います。
でも、男性の育児休暇取得に消極的=暗に育児は女性がすべき と暗に言ってるのではないか?そうゆう企業なんじゃないか?と思われてしまうのではないでしょうか。

「男性だから取られたら困る」、「管理職だから居てもらわないと困る」の多くは、業務フローや、組織体制、サービスの見直し等、仕事の効率化と最適化を図ることで解決できると考えています。

これから育児休暇取得を考えている方、管理職から育休取得を相談されている経営者様など、地方中小企業の男性育休取得率向上に寄与できることがあれば貢献していきたいです。

最後に、6か月の休暇を与えていただいたこと、改めて金子会長/中川社長/従業員の皆さんに深く感謝いたします。
ありがとうございました。

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